京都旅行で人気のお土産は?おすすめ7つをご紹介!

簡単そうでじつは難しいのが、お土産の選び方です。例えば、余り高価な品を贈ると相手を恐縮させてしまうことがあります。こういった状況を避けるには、相手との関係を考えてその都度適当な品を選ぶ必要があるでしょう。

京都では、手頃な値段でセンスあるお土産が購入できます。京都旅行のお土産に最適な品を、ここでは7つほどご紹介していきましょう。

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同僚にも喜んでもらえそうな「京友禅のおふき」

地元の京友禅のメーカーが立ち上げた「SOO(ソマル)」のおふきは、同僚や知人へのちょっとしたお土産にも最適な1品です。カラフルでモダンなデザインが施されたこのおふきには、やや小さ目のスマホ用とメガネ用があります。

ちなみに、価格は750円から1,500円ほど。「京友禅の魅力を気軽に楽しんでほしい」というのがメーカーのコンセプトになっているだけに、価格もリーズナブルです。こちらの商品の特徴としては、京友禅と同じ絹が素材になっていることが挙げられます。

例えば、メガネ用、スマホ用ともに、絹ならではの滑らかな質感や光沢があるのが特徴になっています。京都タワーやお寺、年中行事である祇園祭などがモチーフになっており、京都旅行の思い出にもなる商品です。伝統的なモチーフは、洋服にもしっくりとなじむ現代的なデザインにアレンジされているため、年齢を問わず喜ばれるお土産品になるでしょう。

家族にもおすすめのお土産品「清水焼の茶碗や箸置き」

京都の有名な伝統工芸品である清水焼も、京都のお土産になりそうな1品です。清水焼は高価なイメージがありますが、気軽に購入できる家庭用の食器も数多く販売されるようになっています。例えば、京焼、清水焼の専門店の「やまなか雅陶」では、3,000円前後の手ごろな価格のマグカップやご飯茶碗などが手に入ります。

こちらのお店の清水焼はデザインのバリエーションが豊富。しだれ桜や椿、梅といった植物がデザインされた品もあれば、鳥獣戯画などの伝統的な絵柄がモチーフになった品もあります。夫婦で使える夫婦茶碗もあるので、家族へのお土産にするのも1つのアイデアです。

また、ウサギや桜などがデザインされた箸置きも、お土産向きの1品です。こちらは1個が500円から600円前後となっており、セットで購入すると箱に入れてもらえます。

インテリアに凝っている女友達のお土産には「和ろうそく」

お寺が多い京都では、仏事に関するアイテムを扱う専門店もたくさんあります。例えば、伏見区にある「有限会社中村ローソク」などは、手作り和ろうそくの専門店です。伝統的な製法で作られたこちらのお店の和ろうそくは、煙が少なく環境にも優しいのが特徴。

赤や白の和ろうそくにいろいろな絵柄が描かれた1品は、女性の友達へのお土産にもおすすめです。絵蝋燭には、ヒヨコやミツバチ、蛍などがデザインされた商品もあります。また、ローズの香りが付いた商品は、アロマキャンドルのような感覚で使える和ろうそくです。

香り付きの絵蝋燭は、2匁で1,000円前後と価格もリーズナブル。清水焼や鉄製の燭台と一緒にプレゼントすれば、インテリアグッズとしてすぐに活用ができるでしょう。

リラクゼーションにこだわる人にもおすすめ「香老舗 松栄堂のお香」

京都では、古くから茶道などの伝統芸能が盛んです。奥ゆかしい香りを楽しむ香道も、京都に伝わる文化の1つと言えるでしょう。香老舗 松栄堂は、300年もの間京都でお香を取り扱ってきた老舗です。こちらのお店が発売しているのが、「薫々」のシリーズ。

350円から600円ほどの商品が多いこのシリーズは、京都のお土産としても人気です。ローズやハスの花、コーヒーなどの香りが楽しめるモダンな「Xiang Do」のシリーズなどは、リラクゼーションにこだわる女性へのお土産にももってこいの1品と言えるでしょう。

カラフルな匂い袋や小さなカゴに入った掛け香などは、年配の女性にも喜ばれるかもしれません。香老舗 松栄堂は東京や札幌などの全国にお店がありますが、京都の本店は数寄屋風の趣あるデザインになっており、老舗ならではの存在感ある店構えです。

和食党の人には「西利の漬物」

和食党の人のお土産を探すときには、老舗の漬物店をのぞいてみるとよいかもしれません。例えば、地元の人からも人気の「西利」では、お土産にピッタリのさまざまな漬物を販売しています。京都の郷土食とも言える「西利の千枚漬」や、塩分控えめの「京のあっさり漬け」などは、年齢を問わず喜ばれそうな1品です。

ちなみに、このお店の千枚漬けは京都の伝統野菜である聖護院かぶらを使っています。すぐきや壬生菜といった京野菜を使った商品もあり、京都の伝統的な漬物が購入できます。こちらのお店の漬物は、単品で購入するとだいたい1袋が500円から1,000円ほどです。

好きな商品をいくつか選んで箱に入れてもらえるサービスがあるため、予算に合わせてお土産を見繕えます。

料理が得意な友人なら「京野菜」

料理が好きな人には、京野菜をそのままお土産にするのも1つの方法です。京野菜は全国の大手百貨店などで少しずつ手に入るようになっていますが、本場の京都のお店は品ぞろえが豊富です。京都では、百貨店はもちろん、一般のスーパーマーケットや商店街のお店でも京野菜を販売しています。

賀茂なすや聖護院大根などはいろいろな料理に応用できるため、お土産にも向いています。ビールが好きな人や晩酌をする習慣がある人には、紫ずきんも喜ばれるかもしれません。京都のブランド野菜として販売されている紫ずきんは、一見すると普通の枝豆に見えますが、薄皮の部分に紫色が混じります。

茹でるとゆで汁が紫色に変わるのが、一般的な枝豆と異なる点です。粒が比較的大きいため、そのまま食べても満足感があります。この紫ずきんは、200グラム入りでだいたい500円前後で購入できることが多いようです。

甘いものが好きな人には「鶴屋吉信の和スイーツ」

京都には、全国的に有名な和菓子店が集まっています。例えば、大手百貨店にも入店している鶴屋吉信などは、京都の観光客からもよく利用されているお店です。こちらのお店では、さまざまな銘菓を販売しています。京都旅行のお土産としてぜひ選んでみたいのが、ファンシーなデザインの和スイーツです。

麩焼きせんべいと干菓子がセットになった「花かがり」や、季節のモチーフをかたどった干菓子の詰め合わせ「京・季のこよみ」などは、京都らしいはんなりとした雰囲気のスイーツです。干菓子は軽く、比較的日持ちがします。

持ち歩きもしやすいため、京都旅行が長引きそうなときや、相手に渡すのが少し遅れてしまうときでも安心です。ちなみに、「花かがり」は1箱が1,600円前後、「京・季のこよみ」は1箱1,500円から1,600円前後です。